ニュース

YouTubeの売上が2020年までに2兆円になる

米国報道では、モルガンスタンレー証券の調査によると、YouTubeの年間の売上が2020年までに2兆円に達する可能性がある、という見方があるようですね。凄いの一言!ソースはこちらのCNBCニュースの記事(YouTube May Be Worth $20 Billion by 2020:Morgan Stanley

そういえばかつてGoogleは2006年9月にYouTubeを16億ドルで買収していますが、その当時のYouTubeの売上(広告収入)は僅か1500万ドルしかなかったため、散々、「GoogleがYouTubeを買ったのは失敗だった」と叩かれたものでしたが、今にして思えばやはりかなりの先見性があったといえると思います。

ちなみに今期のYouTube売上高は40億ドル(約4800億円)です。Googleの検索エンジンを含めた全ての売上が昨年で3兆円らしいので、2020年までにはYouTubeたった1サイトで今のGoogleの全売上に近い収益を稼げる可能性があるということですね。凄い。

さらに広告収入を加速させるべくカード機能をローンチ

YouTubeを運営するGoogleは最近、新しくカードという広告商品をローンチしました。このカード機能とは、YouTubeの動画内に「商品の宣伝」や「販促ページへの誘導」を目的としたカードを表示させることのできるサービスです。以下、ニュースサイトGIGAZINEが実際にカードを試している動画が公開されています。


出典:「YouTubeが新たにカード機能を導入、関連サイト表示や商品宣伝、資金調達が可能に

今後ますます、YouTubeで効果的に宣伝や販促を行いたい、とする企業が増えると思います。スマホ時代の今は、検索エンジンよりも動画のほうがユーザー滞在時間が長く、かつシェアされやすい特徴があるため、Googleでも広告収入のシェアが今後、逆転する可能性はあるでしょう。